【九州遠征】日光、由布岳を焼く【DAY5】
2020年に行ってきた九州遠征のDAY5の記録。
前回までの記事は下記からお読みください。
由布様、リベンジ!
祝子川本流ゴルジュをやり切った僕らは、メタメタに疲れ切っていました。
特に僕なんかは、人生2回目の沢登り&人生初の沢泊なわけです。疲れない方がどうかしています。
この遠征最終日であるDAY5、帰りの便は夜なので一応時間があります。
時間があるとはいっても、サクッと行ってサクッと帰ってこれるところくらいしか行けないなあと思っていましたが、僕には1年前のリベンジが残っているのです。
(去年サマン谷へ人生初の沢登りをしに行ったとき、由布岳がガスガス過ぎて登るのを断念した苦い思い出があります)
そして今回。
由布岳。標高1,583m(西峰)。
天気:カンカン晴れ
気温、9時台で30度越え。
はい。尋常じゃなく暑いです。
そりゃそうですよね、関東圏の人であれば真夏に丹沢に登りに行ってるようなもの。
関西圏の人であれば大峰とかもうちょっと低めのところが想像していただけますでしょうか。蛭がいないだけまだましですが、、、
っていうか、蛭を捕食する生き物っていないんですかね。どう考えても生態系に必要ない気がするんですが🙄
とりあえず、来てしまったものは仕方がないのでパパっと登りに行くことにします。
トンボとチョウのモチーフがかわいい登山届入れ。
遠くに見える樹林帯に入るまでの気持ちのよさそうな草原。
お判りいただけると思いますが、あそこの樹林帯に入るまで僕らは灼熱に焼かれることになりました。こんがり上手に焼けましたよ。。。。
今回は素通りした飯盛ヶ城。撫でちゃいたいくらいかわいいフォルムしてます。
なんかWindowsの壁紙っぽい写真撮れそう。
ほぼほぼ止まることなく、樹林帯まで到達しました。
日陰のなんとありがたいことか。
樹林帯を進むと、ひたすら九十九折りの登山道が続きます。
眼下には先程見上げていた飯盛ヶ城と鶴見岳。
やっぱtakaさん、後姿がかっけえんだよなぁ。
被写体力上げていきたい。
アークでも買えばいいんすかね😎
九十九折が終わると、マタエという名前の鞍部に乗り上げます。
ここから分岐して、右に行けばひがしゑ(東峰)、左に行けばにしゑ(西峰)となります。
なぜ峰”みね”を”ゑ”と読ませるのか、ネット上では答えが見つかりませんでした。
知ってる方教えてください。方言の一種なのだろうか。。。。
結構スリリングなトラバースもあり、楽しい鎖場。
高所恐怖症の方は下みるとちょっと怖いかも。
登りきると、takaさんが保冷ボトルからおもむろに取り出した
キンキンに冷えたオールフリー。
下界で飲むプレモルより何倍もうまかったです。
ていうか、ノンアルビールを山にもっていって頂上で飲むって発想がなかったので、
ちょっと今度やってみようかなって思いました。気温が高ければ高いほどうまい。
その後は言うまでもなく、即下山です。
5日間晴れ通してくれた九州にはほんとに感謝です。でも暑すぎるっぴ!
下山後
かた焼きそばほどではないけど、パリパリになっている部分ともちもちの部分のコントラストが生み出す触感はまさに新感覚。
ソースの味もとてもコクがあって、ぺろりと平らげました。
こんな最終日で幕を閉じた5日間九州遠征。
終始お付き合いいただいたtakaさんに、祝子川でお世話になったKさんに、あらためてお礼申し上げます。ほんとにありがとうございました!!おかげで九州がめちゃめちゃ好きになったし、ポテンシャルの高さに驚きっぱなしでした。
自分は行ったことのないところに行ったり、見たことのない景色やしたことのない経験を求めて山に登っているので、今回で沢の世界に足を踏みだすことができて本当に良かったです。来シーズンは沢でCLを務めることのできるような気持ちで、知識と技術の蓄積に勤しみながら山に向き合っていきたいなと思います。沢だけでなく、アルパイン、バリエーションの山行も増やしていきたいな。
ということで長くなりましたが、これにて九州遠征の記録とさせていただきます。
また行くぜ九州!!!!