【クラビー】タイのビーチリゾートでクライミングしてきた【海外クライミング遠征】1/3
今年の冬は暖冬とはいえ、積もるところは積もっているみたいですね。
雪山自体に行けないということはあんまりなさそうで、2月の頭も
八ヶ岳のアイスキャンディフェスティバルを楽しむことができました。
ただやっぱり雪が少ないという嘆きの声が多数聞こえてきます。
冬、お前……、終わるのか……?と。
翌週。
1週間前の氷点下の世界とは打って変わって、
僕たちは気温30度台の灼熱の地へ降り立っておりました。
その地は、タイ・クラビー。
首都であるバンコクまで飛行機で飛び、国内線に乗り換え約1時間半。
冬が終わってしまうのなら夏に行けばいいじゃない!!!
というわけで、有休消化で生み出した4連休で
海外クライミング遠征へ行ってきたその記録となります。
そんなにクライミングが強くなくても結構楽しめるよ!ってところと、
実際行くとなった時に参考になるよう、細かい部分も記載できればと思います。
今回のクライミング遠征の同行者はこのお二人。
・コタお
最近よく山に一緒に行っている会社員、、大学生、、もとい女児。
この人が始めるっていうんでなんか影響されやすいオタクの僕もこうやって記事を書くようになってしまいました。ブログは下記より。
・ワンマン
タイで数年働くことになってしまったやまのぼら~。タイに来る前は扇沢~親知らずとかやっててつよい。北アが恋しすぎるみたいです。えちえちお姉さん大好き万太郎。
出国~ドンムアン国際空港
今回使用する航空会社はタイ・ライオンエアとタイ・エアアジア。
海外の航空会社を知っている方々は「あっ……(察し)」となるかと思います。
エアアジアに関してはタイの国内線で使用するだけですが、
このタイ・ライオン・エア、親会社のライオンエアが結構やばいことで有名です。
直近で言えば2018年、ライオンエア610便・ボーイング737MAX8の墜落事故が
記憶に新しいです。
機材投入されてからの総飛行時間はわずか800時間ほどの新しい機体でしたが、
インドネシアの空港を離陸直後に墜落、乗員乗客計189名全員が命を落とす悲惨な事故が起こっています。
そんな会社を親会社に持つタイ・ライオンエア。
僕なんかは行ければいいのでローコストキャリアは結構使いますが、
人によっては「地獄を見た」「人は人であって貨物ではないのだ」等
様々なマイナスの口コミが出てくることが多いです。
あと乗客の民度が低い場合が結構あります。
それが嫌だって人は、多少値が張っても日系に乗っておいた方がいいかもしれませんね。
午前10時、SL301便への搭乗手続きを済ませます。
タイの通貨であるバーツは、基本的に現地で両替したほうがレートが良い場合が多いです。かつ空港ではなく市街地で両替したほうがもっと良い。
この辺のTIPSは旅ブログを書いている諸兄に譲るとして、
早速搭乗開始です。
機内は足元もそんなに狭くなく、しいて言えば肩幅がちょっときついかなってくらいです。
日本の国内線の劣化バージョンくらいに思っていただけるとドンピシャかと。
タイとの時差は2時間。実際の飛行時間は7時間となります。
特に座席にテレビがついているわけでもないので、事前にkindleか何かに
オフラインで読めるコンテンツを入れておくといいと思います。
ちなみに僕は鬼滅の刃と神々の山嶺全巻を持ってきたkindeに入れていたので事なきを得ましたが、昼のフライトなのでそんなに眠くもなく、暇つぶしがないとマジで暇で悶えそうになるのでご注意ください。
フライト自体は特に問題なく現地に到着。
赤ん坊の泣き声くらいは些細なもんです(ギャン泣きしてた気がするけど)。
ドンムアン空港に到着し、クラビーへのフライトまで2時間半くらいの空きがあります。
ドンムアン国際空港~クラビー国際空港
ドンムアン国際空港へ到着。時刻は現地時刻15時過ぎ。
ボーディングブリッジを渡る瞬間から、
「あ、アツゥイ……」
となんだかもわっとした空気を感じました。
イミグレーションを通過し、空港ロビーへと出ます。
試しにコタおさんと空港の外に出てみると
「「あぁ~~~~~^^」」
暑いです。キンチョーの夏って感じ。
たった7時間の移動によって季節を乗り越えてしまう現代。
文明の利器に感謝しかないですね。
市街地の方が両替レートが良いとはいえ、バーツを全く持っていないとクラビー国際空港からの現地移動ができないので、結局もうここで両替してしまうことに。
日本円1万円札と、部屋を漁っていたら出てきた米ドル40$を一気にタイバーツへ両替します。
結局、この旅が終わるまでにもう一度両替し直すことはなく
ほとんどぴったり使い切りました。
さて、ここドンムアン国際空港で待ち合わせをしているのは、
タイで働いているワンマンさん。久々の再開を果たします。
タイは山登りの文化がなくて北アルプスがとても恋しいとのこと……。
日本は山登りするにはほんとに恵まれているんでしょうね。
現地時刻では夕方ですが、日本時間で考えれば僕たちのお腹はもう夜ご飯の時間。
ドンムアン国際空港のターミナル2、駐車場のある方へてくてくてくてく歩きます。
事前の調べでこちらのほうにタイのローカルフードが空港価格ではなく市街地の価格で食べられるフードコートがあると情報を入手しておりました。
このセブンイレブンが目印です。
セブンの左側を抜けていくと
こちら、Magic food park
雰囲気も飾り気がなくて、安そうな感じが漂っています。
利用方法は簡単で、まず受付で使用する分のタイバーツを支払います。
それと引き換えに、同じ金額分のクーポンを受け取ることができます。
このクーポンを店ごとにちぎって渡し、会計を済ませることになります。
なお、余ったクーポンは最後に受付に渡せば
現金のタイバーツに戻すことができるので安心です。
現金を店の人に触らせないためなのか、なぜこのクーポン方式になっているのかわかりませんでしたが、他のフードコートでもこんな感じでした。
(もう一個のところはカードに現金をチャージして使用する形式)
さて、クーポンも手に入れたので食事を楽しみます。
タイ入国後一発目はこれ。タイ式のヌードルです。お値段50バーツ。
味はあっさりめの肉うどんっぽい感じのスープ。でもパクチーやらの香草が入っているので一気に異国感が増します。ナンプラーを少し垂らすと味にメリハリが出てこれまたおいしい。
ちなみにタイの通貨バーツは、日本円の約1/3のレートで考えればいいので、
50バーツなら大体150円。やっす。
受付で100バーツを変えたので、お腹が満たされない僕は同行者の頼んでいたカオマンガイを追加注文。こちらもお値段50バーツ。
カオマンガイ用のたれはちょっと甘辛。そのほかに激辛のたれと酸味の強いチリソースがあります。甘辛だれかけてがっつけば間違いなしのうまさ。
こんなうまいもんがこんな価格で楽しめるなんてとても幸せです。
今回僕がタイに来るのは4度目なのですが、
何度来てもタイの飯は旨いなあとしみじみ。
タイに来てまだ空港も出ていませんが、ご飯を食べて少し落ち着けました。
タイライオンエアにはなかった自動チェックイン機、エアアジアのはあるんですがうまく認識してくれなかったのでカウンターで搭乗券を受け取ります。
プーケットの近く、クラビー国際空港までは1時間半のフライトです。
クラビー弾着!!!!
ヤマノススメTシャツと飯能アルプスTシャツを着ている二人。
愛がすごい……。
クラビー着~1日目終了
ワンマンさんがタイ語を喋れるおかげで、めっちゃスムーズにクラビーまでの乗り合いバスに乗車。
というか値下げしてもらったので3人で200THBだったような。。。
やっぱ喋れるって強いですね。
クラビーのメインストリートはこんなです。
前情報で結構日本人いるって聞いていたのですが、周りはほっとんどが欧米人。
バンコクのバックパッカーの聖地として一時期人気を博していたカオサン通りなんかよりは綺麗な感じです。まあビーチリゾートなので当たり前か。
今回泊まったホテルはこちら。ココテルという名のホテルです。
日本人経営らしく、所々に日本語が書いてあったりします。
とりあえず一休みしたら、、、
ずっと食いたかったパッタイを食う!!!
タイ風の焼きそばみたいなもんですね。
これがめっちゃうまいので個人的タイフードで上位に食い込んできている一品です。
屋台で80バーツだとちょっと高いですけど、気にしてられない!!うまい!!
ナンプラーや唐辛子のふりかけみたいなのをお好みでかけるとなおおいしい。
麺の種類も店によっては選ぶことができるので、自分なりの組み合わせを探してみるのも面白いかもしれません。
僕のおすすめは平麺と中華めんのミックスでナンプラー一回し、唐辛子のふりかけみたいなのたくさん。
なんて形容すればいいのか分かりませんが、たまごも麺に絡ませながら加熱しているので、たまご特有のコクというか甘さというかで包み込まれた麺がとっても絶妙。
タイに行ったら是非ご賞味ください。
とりあえずパッタイを食べて落ち着いた僕。
そのまま宿周辺をぶらついて、明日からの行動に備えます。
と思ったらそのまま晩御飯突入。
この日は仏教の日で、コンビニですらお酒を売ることができない日にぶち当たってしまいました。なので今晩はビールお預け。。。
めちゃめちゃうまいんですが、やっぱり観光地価格ですね。
空港のフードコートの方が安いってちょっとどうなってるのって感じ。
このビーチから明日は船が出発します。
クライミングのできるエリアへは岩壁が邪魔して徒歩で行けないので、島じゃないのに渡し船に乗ることになります。
1つの記事にすると冗長に思えるので、今回はここまで。
次回からクライミング回です。
では。